リードと同じく健康な家造りを謳う木造A社のモデルハウスに初訪問したときの話。
A社は全国展開しており、県内でも知名度の高い会社です。
挨拶も程々に、申込み用紙を記載し担当者に渡したところ、
「お仕事は何をなされているのですか!」
「分かりました!」
「少しお待ちください!」
と今までの穏やかな対応が一変し、言われるがまま待ち、しばらくすると、別の担当者が来られました。
この担当者(以後、おしゃべりクン)が、「口から産まれてきたんですかアンタ」と聞きたくなるような、一方通行のマシンガントークをするタイプで、こちらの話には一切耳を傾けません。
自社の良い点のみを畳み掛け、挙句、
おしゃべりクン「後日、勉強会をやるので是非来てください」
と言われ、
私「もう二度と行かねーよ。ば○」
と心で叫び、後日、気づいたら会場の一番前に着席していました。
3時間の勉強会の後、おしゃべりクンの罠にまんまと引っかかり、疲労困憊で会場のモデルハウスを後にしようとしていた私に、
おしゃべりクン「今日、まもるんさんのためだけに県外から設計士が来ているので、少しお話しいいですか」
私「行かねーよ。ば○」
と心の中で叫びながらも、自尊心をくすぐられ気付いたらモデルハウスの小屋裏部屋で、私、おしゃべりクン、設計士の三者面談が始まりました。
またもやまんまと罠に引っかかった私。
おしゃべりクンからの
「我が社で最も優秀な設計士で、本日はまもるんさんのためだけに県外から呼び寄せました」
との紹介に、全く謙遜しない設計士のび太。
のび太「よろしくお願いします。」
私「ムムム(`・ω・´)」
と心の中で呟き、面談開始。
面談開始2秒後、のび太はペンと白紙を取り出し
のび太「まもるんさんに合うのはこのような家が良いと思いまして」
と、A社の誰にも私の理想の家を伝えていない中、勝手に作図し始めたので、
私「おいおい待て待て、まずは俺様から家の話をする」
と私の理想の家を伝えるも、10秒で話を遮られました。
10秒は聞いてくれたから良しとしよう。いやいや待て待て。
無理矢理にでも「私の理想の家」を「のび太の理想の家」に置き替えるような対応は、まさに某国による力による現状変更の試みと同じ構図でした。
口から産まれてきたであろうゴリ押しのび太と、おしゃべりクンを見て、社内体質だなこりゃと感じました。
しまいには
のび太「いかがですか?」
と聞いてくるので、
私「口にゴーヤー突っ込んだろか」
というニュアンスでやんわりお断りをし、「これも勉強だな」、「そうだ今日は勉強会に参加していたんだ」とポジティブに自分に言い聞かせモデルハウスを後にしました。
家族でA社のモデルハウスに2回行ったのですが、ヒノキの匂いが強烈で鼻が過敏な長女は中に入ること自体が嫌だったらしく、結局2回目は私だけが入ったことからも、A社ではなくて良かったなと思いました。
皆様もお気を付けください。怖いな~、怖いな~